かつて風俗のスタンダードといえば箱ヘルでした。
近年はデリヘルが増加傾向にあるとはいえ、まだまだ箱ヘルの多い風俗街もあれば、熱狂的なファンも大勢いるので、高収入をと考えた時の選択肢の一つとなるものです。
そんな箱ヘルですが、風俗に馴染みのない女性にとっては仕事内容を含め、「よく分からない」「何となくしか分からない」世界なのではないでしょうか。
そこでこのページでは箱ヘルの仕事内容について、掘り下げて解説していきます。
箱ヘルってどんなお仕事?
箱ヘルとは店舗で行われるヘルスサービスです。
かつては「ヘルス」と呼ばれていたものですが、デリヘルの登場、さらにはスタンダード化されるに至り、デリヘルとの差別化から「箱(お店)でのヘルス」ということで箱ヘルと呼ばれるようになりました。
サービスのラインとしては、本番行為無しで相手を満足させるものとなります。
箱ヘルとファッションヘルス、店舗型ヘルスはすべて同じ
箱ヘルはお店という「箱」で行われる「ヘルス」です。
つまり、ファッションヘルス、店舗型ヘルスと全く同じものです。呼び方が異なるだけで、仕事内容・サービス内容は全く同じです。
名称の違いに関しては、場所によって異なるので、風俗を頻繁に利用している男性であっても、地域によっては頻繁にヘルスを利用しているものの、箱ヘルという名称に馴染みのない男性もいることでしょう。
デリヘルやホテヘルとの違い
ホテルやお客の自宅に派遣されてサービスを行うデリヘル、お客に店舗まで来てもらうものの、受付後は一緒に足を運んだホテルでサービスを行うホテヘル。
比べられることの多いジャンルですが、サービスのラインは同じです。
あくまでも本番行為には及ぶことなく、男性客を満足させるものです。
お客と合流するまでは異なりますが、お客と同じ部屋に入ってからの仕事内容はほぼ同じです。
箱ヘルの仕事内容・サービスの流れ
箱ヘルの仕事内容の流れを大まかにご紹介します。
他の風俗とさほど変わらないもので、慣れてしまえば決して難しいものではないことが分かります。
出勤
まずはお店に出勤します。お店への出勤に関しては、送迎のあるお店もあれば自ら出勤するタイプのお店もあります。
働く時間に合わせて出勤する形となります。
プレイルームで待機
出勤した後はプレイルームで待機します。
プレイルームの大きさは店舗によって異なりますが、勤務時間は基本的にプレイルームにいることになりますが、過ごし方に関しては自由で、スマホの利用が可能な箱ヘルも多いです。
お客を出迎え
お客が入ったら、お客をお出迎えします。
部屋で出迎える店舗もありますが、部屋を出て、受付まで出向くケースが一般的です。お出迎えしたら一緒に部屋まで歩き、入室します。
ヘルスサービス
サービスのメインとなります。
タイマーをセットし、シャワーを浴びてからのプレイです。そして終わったら再びシャワーを浴びます。
お見送り・片付け
時間が来たら受付までお見送りします。
そして次のお客が入るまでに部屋を片付けます。
慣れていないと片付けに時間がかかってしまいますが、慣れてくると片付けに手間取らないようプレイできるようになります。
既に次のお客が入っている場合にはスピード感が求められますが、お客が入っていない場合には、次のお客が入るまでに片付けておけばよいので、焦る必要はさほどありません。
給料受け取り
退勤時間まで働いたら終了です。お給料を受け取って帰宅となります。
帰宅に関しても送迎してくれるお店もあれば、自分で帰宅するタイプもあります。退勤時間も影響しますが、どのような形で退勤するかは基本的には女の子側の自由です。
箱ヘルで働くメリット
これまでで箱ヘルの仕事内容は把握していただけたのではないでしょうか。
そんな箱ヘルで働くメリットをご紹介しましょう。
スタッフがいる安心感
箱ヘルとはお店でのヘルスサービスだとお伝えしました。
つまり、建物には他のスタッフがいます。プレイルームではお客と二人きりになりますが、同じ建物内には他の女の子やスタッフがいます。
そのため、いざという時にはスタッフが駆け付けます。
ルール違反を犯しているお客だった場合、連絡すればすぐにでもスタッフが駆け付け、対応します。
デリヘルやホテヘルの場合、ホテルやお客の自宅でのプレイなのでスタッフは近くにいません。
マナーの良いお客であれば良いでしょう。
しかしマナー違反するお客を前にした時、デリヘルやホテヘルはある程度自らで対処しなければなりません。
その点、箱ヘルはスタッフに連絡して任せるだけで良いですし、そもそも明らかにおかしいお客は受付を通しませんので、大きな安心感はデリヘルやホテヘルとは比べ物にならないでしょう。
移動時間がないので効率的
箱ヘルはお店でサービスを提供しますので、デリヘルやホテヘルのように移動する必要がありません。
そのため、移動時間がなく、効率よくお客を相手することができます。
デリヘルであれば相手の自宅やホテル、ホテヘルであってもホテルまで移動しなければなりません。
当然、移動時間は報酬に含まれていませんので、移動時間が長くなればなるほど、実質的な時給を下げる要因となってしまいますが、移動時間のない箱ヘルであれば、効率的に稼ぐことができます。
事前にお客を確認できるので身バレ防止になる
先にもお伝えしましたが、箱ヘルはおかしなお客は受付を通しません。
さらに受付やお客の待機室はモニターで撮影されており、プレイルームから確認できますので、生理的に受け付けないお客や知り合いは拒否できます。
結果、身バレ防止になります。
デリヘルの場合、ホテルの部屋に入ったら実は知り合いだった…なんてケースも可能性としてはゼロではありませんが、事前にお客の顔を確認できる箱ヘルであれば、知り合いと遭遇する可能性は限りなくゼロに近くなります。
箱ヘルで働くデメリット
箱ヘルで働くメリットもあれば、デメリットもあります。
こちらもしっかりと把握しておきましょう。
待機中は常に部屋にいるので気分転換が難しい
箱ヘルは待機中もプレイルームにいます。
デリヘルや箱ヘルの場合、待機中に少し外に出ることができたり、あるいは外で待機可能なデリヘルもありますので、それらと比較すると閉塞感が強く、気分転換が難しいです。
スマホさえあれば問題ないという方であれば良いのですが、時には気分転換したいという方は、息苦しい時間だと感じてしまうかもしれません。
天候に左右されてしまう部分がある
箱ヘルはあくまでもお客がお店に足を運んでサービスを受ける風俗です。
そのため、天候が悪いと客足が減ってしまうので、収入も減少してしまいます。
女の子がお客の元に出向くので天候に左右されないデリヘルと比較すると、デメリットとなってしまう部分です。
部屋数に限りがあるので自由出勤ではない
箱ヘルはお店でのサービスになりますので、キャパシティが限られています。
部屋数は無限にある訳ではありませんので、部屋数がいわば「最高出勤可能人数」となります。
デリヘルの場合、相手先でのプレイとなりますので出勤制限などありませんが、場所に限りのある箱ヘルの場合、出勤制限がありますので、出勤したい時に出勤できなかったり、出勤できない時に出勤を促される可能性もあるでしょう。
部屋の片付けを行わなければならない
仕事内容の流れの中でお伝えしましたが、箱ヘルのプレイルームの掃除は基本的に女の子自身で行います。お客とお別れし、次のお客が入るまでにある程度片付けをします。
デリヘルやホテヘルのようにホテルやお客の自宅でのプレイであれば、わざわざ掃除・片付けなど行う必要はありません。
しかし箱ヘルの場合、勤務時間内に関しては基本的に自分自身で片付けることになります。さほど難しい作業ではありませんが、片付けや整理整頓が面倒という女性にとっては、デメリットになってしまう部分でしょう。
箱ヘルのお給料について
箱ヘルの仕事内容、さらにはメリット・デメリットを把握していただけたら、次はお給料です。
お給料はとても大切な部分になりますので、こちらも併せてご紹介しましょう。
箱ヘルのお給料の相場とシステム
箱ヘルのお仕事は他の多くの風俗同様、歩合制となります。
お客が支払う料金からお店と女の子で折半。相場としては女の子が6割、お店が4割です。ただしこの割合はお店によって異なります。
また、箱ヘルによってサービス価格が異なりますので、1勤務でどれだけの収入となるかはお店によって異なります。
ちなみに指名料やオプションは全額女の子の収入となりますので、指名やオプションを多く獲得することが高収入となります。
箱ヘルで1日どれくらい稼げる?
箱ヘルで1日どれくらい稼げるかは、勤務時間やタイミングによって異なります。
例えば仕事後、20時から24時までの4時間で3人のお客を相手にしたとします。
1人60分で利用してもらい、サービス料金が12,000円であればその6割、およそ7200円×3で21,600円。そこから指名料やオプションが加算されます。
全員が指名してくれた場合、指名料は2,000円が相場なので+6,000円。仮にオプションがないとしても、4時間でおよそ27,600円の収入となります。
一方、フルタイムで働く場合にはより多くの収入となりますが、箱ヘルはやはり週末の夜や休日が多くのお客が足を運ぶので、平日の昼間に長時間と、週末の夜の数時間の収入が同じといったケースもあります。
仮に祝日、フルタイムで入って常にお客の相手をして、かつ指名+オプション盛りだくさんとなれば1日で10万円以上稼ぐこともできるでしょう。
箱ヘルで高収入を稼ぐポイント
箱ヘルの高収入のポイントとしては二つあります。
- 女の子の割合の多いお店
- 指名・オプションを多く獲得する
です。
相場としては6割ですが、お店によってはそれ以上の所もあれば、それ以下の所もあります。
割合の良いお店、集客力が高く待機している時間が短くなるお店で、指名・オプションを多く獲得する点がポイントです。
その点では、いわゆる「専門店」は高収入を獲得しやすいです。
箱ヘルも細分化しており、フェチに特化したタイプも登場しています。そのようなお店の利用客は、こだわりを持っているのでプレイの際にオプションを付ける率が高いです。つまり、高収入が期待できます。
箱ヘルが向いている女の子
箱ヘルの仕事内容やメリット・デメリットを踏まえ、箱ヘルが向いているタイプの女の子をご紹介しましょう。
風俗で働いているとバレたくない
風俗で働いていることを周囲に知られたくない・バレたくないタイプの女の子は箱ヘルが向いています。
知り合いとお客として向き合うリスクは限りなく0に近いです。
ホテヘルも同じく受付で顔を確認できるのですが、お客と一緒にホテルまで歩いている姿を知り合いに見られるリスクがあります。
業界未経験者
風俗業界未経験者は箱ヘルがおすすめです。なぜならスタッフが近くにいて安心感がある点や、分からない点はその都度サポートしてもらえます。
さすがにプレイ中にスタッフがアドバイスをするようなことはありませんが、分からないことがあれば、そのプレイ後にすぐに確認できます。
デリヘルの場合、運転者はいますがあくまでも「運転するだけ」なので、アドバイスを求めても何も言えなかったり、そもそもお店によっては運転手と女の子の私的な会話を禁止しているデリヘル店もありますので、分からないことを気軽に聞くことができず、なかなか解決できないのです。
狭い部屋でも問題ない
仕事内容でもお伝えしましたが、箱ヘルのお仕事はプレイルームに常駐する形となります。
どのお店も基本的にはベッド一つが置ける程度で、決して広い部屋ではありませんが、狭い部屋でも特に問題ない女の子は箱ヘルが向いています。
仕事と割り切りたいタイプ
箱ヘルの利用者は恋人同士のような時間を満喫したいタイプよりも、サクっと楽しみたい派のお客が多いです。
そのため、お客に感情移入して距離感を縮めてというよりも、仕事と割り切って満足させることができるタイプの女の子は箱ヘルが向いています。
箱ヘルが向いていない女の子
箱ヘルが向いているタイプの女の子もいれば、向いていないタイプの女の子もいます。そちらも併せてご紹介しましょう。
整理整頓が苦手
仕事内容でもお伝えしたように、箱ヘルはプレイルームの片付けは女の子が行うことになりますので、整理整頓が苦手な女の子は箱ヘルは向いていません。
同じ場所で働くと息苦しい
同じ場所に長時間いると息苦しさを感じる女の子も箱ヘルは向いていません。
適度に気分転換したい女の子や、その都度違う場所で働く方が性に合っていると自覚している女の子は箱ヘルよりもデリヘルをおすすめします。
ロングのお客を狙いたい
先ほどお伝えしましたが、箱ヘルのお客はどちらかといえば短時間でスッキリしたいタイプが多いです。
つまり、回転率勝負となりますので、ロングのお客を狙いたいのであればデリヘルの方が向いています。
デリヘルの場合、気に入った女の子を見つけたらロングで指名するお客が多いので、太客を掴むことで高収入が期待できます。
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箱ヘルの仕事内容についてのまとめ
箱ヘルの仕事内容についてご紹介させていただきました。
仕事内容は決して難しいものではありませんし、お店のスタッフが近くにいるので初心者でも安心できる環境です。
風俗で高収入を得たいと考えている方で未経験、あるいは初心者という方は箱ヘルを検討してみてはいかがでしょうか?